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性の悩みは、どこに相談すればいい?

セックスレス、性交痛、性の不安、性暴力、DVは、同じ「相談先」にまとめない方が安全です。悩みの種類と緊急度から、公的な案内へ進むための入口を整理します。

初出:2026-08-12 | 最終確認:2026-08-15 | 編集主体:データドキュメンタリー編集部

先に結論

  • 身体・性の健康、妊娠や性感染症などの相談先を探すなら、こども家庭庁の「性と健康の相談センター」一覧を、都道府県・相談内容・相談方法から検索できます。令和8年度からは市町村も一部事業の実施主体です。
  • 性暴力や、同意がなかった・断ると怖い・安全に帰れないと感じる場合は、関係改善の相談より先に、安全のための公的窓口を使います。ワンストップ支援センター #8891、SNS相談Cure time、警察の性犯罪被害相談電話 #8103などがあります。
  • 配偶者やパートナーからの暴力がある場合は、DV相談ナビ #8008やDV相談+が別の経路です。恐怖や強制がある状況で、最初からカップルカウンセリングだけを勧めるページではありません。
  • 気持ちの落ち込み、不安、孤立などが中心で窓口が分からない場合は、厚生労働省の相談案内と「支援情報検索サイト」で、悩み・方法・地域から探せます。

最初の分岐を4つに分ける

ROUTE 03 / SEXUAL VIOLENCE

同意がなかった・怖さがある

相手が恋人や配偶者でも、同意を示せない状況での性的行為や、断ると危険を感じる場合は、性暴力の支援経路を優先します。

性暴力の相談窓口・#8891・Cure time
ROUTE 04 / DV

パートナーからの暴力

殴る・脅すだけでなく、行動や連絡先を制限する、性的行為を強いるなど、安全が損なわれていると感じる場合。地域の支援センターへつなぐ窓口があります。

暮らしの相談窓口(内閣府)

公的な案内をどう使い分けるか

表1 悩みの種類から最初の公式入口を選ぶ
悩みの例最初に見る公的経路このページで確認できる境界
性や妊娠の相談先が分からないこども家庭庁の「性と健康の相談センター」一覧。都道府県、対応内容、相談方法から探す。窓口の内容・受付方法・地域差は、個別の掲載先で確認する。全国一律の診断や予約をこのページで保証しない。
セックスレス・欲求差・関係の不安性と健康の相談窓口、自治体の男女共同参画センター、心理相談など、話しやすい公的入口を地域別に確認する。「頻度が少ない」だけで病名や治療を決めない。二人の納得、苦痛、同意、安全を別々に考える。
性的な被害・同意のない行為#8891(ワンストップ支援センター)、Cure time、必要に応じて #8103(警察の性犯罪被害相談電話)。医療・心理・法律・警察へのつなぎ方は状況と地域で変わる。相談するか届出をするかを一人で決めさせるページではない。
DV・パートナーからの暴力#8008(DV相談ナビ)、DV相談+、内閣府の相談窓口案内。安全確保が必要な場合、相手と一緒に相談することを前提にしない。端末や履歴の安全も自分の状況に合わせて確認する。
何が適切か分からない厚生労働省の「まもろうよ こころ」から、支援情報検索サイトへ進み、悩み・方法・地域で検索する。検索結果の受付時間・対象・費用・秘密保持の範囲は、各窓口の公式案内で確認する。

痛みや症状があるときの一般的な入口

性交痛だけで病名を決めることはできません。ただし、性交痛に加えて排尿時の痛み、性器のしこり・ただれ・かゆみ、分泌物やおりものの変化、不正出血、腹痛、発熱などがある場合は、相談だけで終わらせず、医療機関や保健所の検査・相談につなげます。厚生労働省は、症状がある場合は病院・クリニック、症状がない場合や検査を心配している場合は保健所・自治体等の検査機関も案内しています。

保健所・自治体等には、無料・匿名で検査・相談を受けられる入口があります。ただし、HIV以外の検査項目、費用、予約の有無、実施日時は地域・施設で異なるため、利用前に公式ページで確認してください。

表2 症状・心配ごとから見る最初の確認先
状況の例確認する入口注意点
月経、骨盤、外陰部、性交痛・排便痛婦人科・産婦人科。厚生労働省の女性の健康案内でも、性交痛や骨盤痛などがある場合の婦人科・産婦人科受診を案内しています。症状の原因をこのページで特定しない。予約時に性交痛などの相談が可能か確認する。
排尿時の痛み、尿道・陰茎・精巣周辺の症状泌尿器科、性病科、感染症科など。性感染症の検査・相談を扱うか、事前に医療機関へ確認する。症状がなくても感染することがあるため、パートナーの感染など心配な事情があれば検査・相談先を確認する。
喉・口・皮膚の症状喉は耳鼻咽喉科、皮膚の症状は皮膚科など、症状の部位に対応する診療科を確認する。性感染症の検査項目・費用・予約の有無は施設や自治体で異なる。

参照:厚生労働省「性感染症検査・相談マップ」 / HIV検査・相談マップ「これって、性感染症?」 / 厚生労働省「月経について」 / 医療情報ネット(ナビイ)

相談前にメモしておくとよいこと

  1. いつから、何が起きたか。 痛み・出血・気分の変化・服薬・相手とのやり取りなど、話せる範囲で時系列にします。
  2. 何を変えたいか。 症状の確認、話を聞いてほしい、地域の支援を知りたい、安全な場所へつながりたい、など目的は一つでなくてかまいません。
  3. 安全に話せる方法は何か。 電話、チャット、対面、ひとりでの相談など、相手に知られず話せる方法を選びます。
  4. 個人情報を急いで渡さない。 公的な公式ページから窓口を確認し、相談先の名称・受付時間・費用・記録の扱いを確認してから利用します。

いま危険を感じる場合:このページの読み比べより安全を優先してください。性暴力・DVの公的窓口は、地域の支援へつなぐ入口を用意しています。緊急性や安全な連絡方法は、公式案内と地域の窓口で確認してください。

このガイドの限界

ここで示すのは相談経路の一般的な地図で、診断、治療、法律判断、施設の評価ではありません。窓口の受付時間、対象、対応言語、費用、秘密保持の範囲は変わることがあるため、リンク先の最新情報を確認してください。

セックスレスや欲求差があっても、ただちに病気や関係の失敗とは限りません。反対に、頻度の問題として見えても、痛み、恐怖、強制、暴力が含まれるなら、関係改善の話し合いだけに縮めないことが重要です。

公式情報と確認メモ

  1. こども家庭庁「性と健康の相談センター事業の概要」/全国の相談窓口一覧:地域・相談内容・方法から探せる公式入口。
  2. こども家庭庁「性犯罪・性暴力・配偶者からの暴力(DV)について」:#8891、Cure time、#8103、#8008、DV相談+の経路を整理。
  3. 厚生労働省「困った時の相談方法・窓口」/支援情報検索サイト:電話・SNS・地域別検索の案内。
  4. 内閣府「暮らしの相談窓口」:女性センター、DV、性犯罪・性暴力の公的な入口と地域差の注意。
  5. 厚生労働省「性感染症検査・相談マップ」/症状と診療科の案内/月経・性交痛と婦人科受診の案内:症状がある場合の一般的な医療・検査の入口。
  6. 厚生労働省「医療情報ネット(ナビイ)女性関連の医療機関検索」:婦人科・産婦人科・性感染症内科・泌尿器科など、診療科や条件から探す動的な公式入口。
  7. 警察庁「公的機関の相談・支援」:#8891、#8008、性と健康の相談センターなどの公的経路と、支援内容・要件の地域差。

最終確認:2026-08-15。特定の民間サービス、医療機関、カウンセラーを推奨していません。掲載先の受付状況は変わり得るため、利用前に公式ページを再確認してください。

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